【マインド】”まんま”で行こう

こんにちは!
本日は『まんま』を
その『原初の想い・衝動』を

そんなエネルギーを重視しようー
・・・みたいな記事です。

 

 

■あるがまんま、そのまんま
このほうが素敵かも

私の子供時代の例を交えてお話ししますね。

小学生の頃アメリカにおりまして、
現地の小学校に通ってました。

ある日”絵のコンクール”を開催する!
とゆうお知らせがありました。

近隣の小学校の計5校くらいの
全学年が対象です。

 

自由参加型なのですが、周りの人が
当たり前のように皆参加するので
”えー私も描くのー?どーしよー”
と思ってました。

 

絵に全く自信なかったんですよね。
ただ、たまに
-マンガ的なものとか
-図鑑でよく眺めてた飛行機や動物を
落書き的に書いたりはしていましたが。

どーもしっくりこないし褒められない。
なんとなく絵には
”不安”が付きまとってました。

 

提出期限の約一週間前に。
母に”コンクール応募しないの?”
と聴かれまして

 

↑のとおり、答えました。

 

 

・・・そしたら母は

 

”そうだよー。それでいいんだよ!”

”好きなもの、描きたいものなら
描くことができるんでしょ?”

”それを。好きなものを。
それそのまんま描けばそれでいいんだよ!コレ”

 

私は
”そっかー”と、少し楽になった気持ちで
描くことにしました。

 

 

さーて、何を描こうかなーと思って
しばらく思い当たるもんないかな?
と記憶の中を探していたら。

 

最近見かけていて
”うわー、すげーかっちょいいなー!!”
と思ったグレイハウンドとゆう犬が
思い当たりました。

 

(↑本記事のトップに出てるやつです)

 

 

時速80kmくらいで走る事ができる犬で
たしかレースとかも開催される
最速の犬種なんですよね。

・もう、その事実だけでもカッコいいし(笑)

・なにより姿・形がかっちょいい!

・もう何これ!
・この胴体から足にかけたカーブ!

とか、見ていてその時感動していたやつです。

(男の子ってかっちょいいとか
速い事とか大事なのよね(笑))

・うわーこれは描きたい!これなら描きたい!”

・もしこれイー感じに、このイー感じが
伝わるよう描けたら・・・嬉しいだろな!!
と思いました。

 

そこからは。このややこしくて美しい
グレイハウンドのカーブ(笑)とにらめっこ。

 

何度も描いては。描き直し。

描きながら、描くことで。
それまでは気づいていなかった
そのカーブや形の美しさ・精妙さに
さらに新たに気づき。

・うわーこうなってるのね!この部分の形!

・・・とか3分に一回位感じながら
描いてました。

描いたのと見たものの差をより
感じられるようになるんですね。

 

・・・気づくと。
完全に没頭していました。

 

ご飯お風呂もめんどくさいくらいに
ずっと描き続けてて。一回寝てからも
また夜中にハタと思い立っては
コソコソ描いてました。

そして4日間くらい他の事は
かなりテキトーにおざなりに。
とにかく描いてました。

でその4日後

 

 

”あ、この絵。”

 

”・・・これ、かっちょいいかも!!”

 

と自分の描いたものを見て思いました。
初めてそう感じました。

その日は外国人のフルートの先生が
レッスンで自宅に来る日で。

(ラッキーな事に、楽器代の負担以外
ほとんど出費無しで楽器練習が
できるサポート的な事業が当時の
その公立小学校にはあったんです)

フルートの先生がその絵をみて・・

”なんだこれ!お前描いたのか!すげーな”
と大声を上げました(英語で)。

子供の様に、くだけた表現で(笑)
友達に言われるような口調で(笑)

それを聴き、母も駆けつけてきて。
なんだか二人でワイワイと
盛り上がっています。

先生達がずっと話しているので
その日は、貴重なレッスン時間が
半分くらい無くなりました(笑)

 

 

絵はコンクールで
その地域の2位になりました。

 

 

地域の小学校5校の全学年が参加で。
色も無いただのデッサンで。
まともに描いた事も習った事も無いんですが。

表現したい姿形がより伝えられる
気がすると思って、その時は
あえて色は付けなかったんですね。

 

■まんまの想い・衝動

 

・・・振り返ると。
そのグレイハウンドに対して思った
以下の事がたぶんこれを
成し遂げてくれたんですよね。

・このグレイハウンド速くてカッコいい!

・なにより姿・形がかっちょいい!

・もう何、これ!
この胴体から足にかけたカーブ!

・うわー、これは描きたい!
これなら描きたい!

・もしこれをイー感じに、
このイー感じが
伝わるように描けたら
嬉しいだろうな!!

・うわーこうなってるのね!この部分の形!

・さっき寝る前にうまく線が表現できなかった
アノ部分。こうやったら、もしかして
イケんじゃねーか?もしかして
こういう描き方なんじゃないかな?
あーもう、今起きて今描いちゃえ!

・なんかどんどんイケてる感じになってきた
シメシメ(笑)

 

↑こういう状態が続く事、
そんな対象ならたぶん。
・・・大概のことは大丈夫。

 

 

■その逆もすぐ経験する(笑)

さーて。描いた直後。
実は気分はこんな感じでした。

・なかなか疲れた。だいぶ注ぎ込んだし。
短時間だけども集中的にだいぶ何かの
自分の中のパワーを注いだ。補給しないと

・俺が喜ぶよりもかなり先に周りの大人が
ワーワー興奮して感想もろもろ言うから
自分の感想を、自分自身で感じる時間ないな。

・いったい何言われるのかね、のほうが
ドキドキ気になっちゃって。
嬉しいけども、なんかうるさいなー。
俺はただ”描きたいから描いたんだよ!”

・今は。単純に俺はこの絵を自分でみて
自分自身でも少し位はニマニマしたい、

・そんな浸れる時間を、少しはくれい。
手元において見れる時間をくれー

・もし俺がもう大人の年齢なら
お酒と葉巻をお供に(笑)
静かに一人(笑)で
あーだこーだ、と。
-いいとこを感じたり
-今度また描くならこう書くぜ!
とかの”感慨”にちゃんとふけりたい(笑)

・そしたら次作の構想アイディアにも
繋がるでしょ。その方が良くない?

(ダンディーなおじさま気取りみたいな?(笑))

 

嬉しいけども
-アレコレ評論されるのが嫌だったし、
-自らの楽しみに書いたのに。
-なんかその絵と楽しみが半分くらい、
大人達に獲っていかれたように
感じたんですね。

 

 

■さらに次に(笑)

母が
”あなた絵がうまいじゃない?”
”私をかいてくれない?”
”素敵に”
・・・とか言ってきました(笑)

 

え?

はい?

もしもし?

・・えーとですね。

 

 

もちろんそりゃ気分はわからんでもないし。
描いてあげたいけども。

私も母は好きだし。
とゆうか好きを超えたもんでしょ
子供にとって親は。

上手いとか、テクにもとづいた状態、
そういう事で
そういう力で
描いたんじゃないのだ。

たた、まっすぐに。
情動や衝動や想いのまんまに
ただ描いたんです。

見たそのまんまに。

その表現したい!と
その時に私が思った、
そのかっちょいいカーブを
その時の感動を。

自分の目線を通じて、
”そのまんま”書いたんです。

 

これは技術とかじゃなくて。ですね

てか。それまで絵の技術を磨いたことはないし。
知ってるじゃん。習ったり勉強したことないの。

 

 

その精神的な、素直な。
結構な量の熱量、そのエネルギーを。

描きたいその姿・形・カーブに対する
”そのまんま”の想いを。

ただまっすぐ、”そのまんま”。
絵に注いで表現しようと
アレコレ色々と模索しただけなんです。

・・・その辺、
わかってますかお母さん(笑)
何はしゃいじゃってんだよ(笑)

↑とこう今なら書けますが。
当時は子供なのでうまく
言語化・表現できません(笑)

 

ひとしきり
グダグダごねてはみるんですが
母も降参しないので描き始めました。

 

 

・・・全然ダメっす(笑)

 

 

気持ちノリません。

 

 

 

絵の出来自体は・・・・

 

 

 

・・・・これも全然ダメっす(笑)

 

 

しまいには母はプイっと
どこかにいっちゃいました(笑)
まー少しホッとしましたが。

(あ、母も悪気ないんです。
そして大人も皆全員が未熟とゆうか、
生きてるあいだじゅうが、お互いに
成長途上なんですよ、たぶん(笑))

 

 

■・・・振り返ると

 

・”うまく”  ”素敵に” 、描か ”なきゃ” と思った

まんま、じゃないんです。

まず。
全然まっすぐに素直に
対象を感じられていない状態で。

かつ、そのとおりにも
描いてないんですね。
勝手に余計なプチ修正してるんです。

対象を感じてわかってもいないのに、
さらには修正までしようとしてるので、
もう何がなんだかグダグダです。

 

・そして。描かされてた。

本人の情動・思いはない状態。

もしも自分から
”お母さん描いてあげるよ、描かせてよ!”
という状態だったら、
そこそこイケてるもんになってたと思いますよ。

気持ち入ってないと
・捉えようとしないし。
・表現しようとしないし。
・動力がない。

子供だから、気分により
さらに影響が大きいんでしょうね。

 

・評価を気にしていた。

コンクールで2位とって。
上手いんでしょ、とゆう評判。

・・とゆう技術的なものを
再現しなきゃという義務感と
他人から見て、とゆう機軸だけで
これだけで描いていた。

・だから、楽しめなかった。

いや。ある程度の技術や慣れや
”人を描く楽しみ”についての経験が
既にある程度過去にあれば
もう少しできたかも、ですけどね。

上手く上手にやろうとすること自体を、
技術のみせびらかしを主目的にすると、
その技術の部分しか出ないので。

コンクール後は、
そもそも技術ベースがないのに。
技術視点に寄って、技術をみせようと
したのが大きな間違いですね(笑)

 

 

■”まんま”、や想いを

貴方の中にある。
まんまを、
ただ、そのまんまに

それを出した方が・・・その方が
より”素敵なもの”になることは
とっても多いです。

 

”まんま”が。

↑コレが。

対自分自身や、周り・世の中に対しての
なんとゆうか”愛”みたいなもんじゃ
ないかなぁ?と思うんですよね。

 

もしもそうなっていたら。
それを。
”そのまんま出した方が”
より素敵になるんじゃないかと。

 

はい、えー。
ややこっぱずかしい表現ですが(笑)
そうとしか言えない(笑)

実際後で振り返ってみても。
他の事柄・分野でも。

できたもん・結果を
ちゃんとより客観的になってから
眺めてみても。
そうなってる事が、
”まんま”で行った奴の方が素敵
な事は多いですよ!

 

いろいろカッコつけたり
人目を気にした奴よりも(笑)
・・・アイタタ(笑)

あ、もちろん一方的に
自分都合だけでいきなり
無理やり相手に押し付ける、
とかじゃなくて。
相手が受け取りやすい方が、
伝わりやすい方が、
相手に自由がある方が、
ですね。

 

■技術だけじゃない。

もちろん技術はあったほうがいい。
助けやバックボーンになる。

でも技術だけだと、なかなか
動かない。
入らない。
飛ばない。
伝わるもんになりにくい。

 

まんまの想い
情動(好き、興味等)
衝動(とにかく○○したい等)

・・・これらがあれば
かなりの事ができる。

 

たまたま絵の話に例えただけで。
他のどんな分野の事柄もコレ大事。

技術スキル知識等とかは
後からついてくる。
勝手に習得するようになる。

そしてもしも既に技術があれば。
あなたの”まんま”を、
技術は”助けてくれる側”に回る。
意識せずとも身についてるのが
役立つ”技術”

 

・でも”まんま”が真ん中。
・”まんま”が出発点。

 

”まんま”の想いを
大事にしましょうー

 

 

PS:人間ですから。・・みつを風

私の記事の技術・・・
いやいや後からついてくるでしょう(笑)
のびしろのびしろ。

 

 

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